【間違いで求婚された女は一年後離縁される】というスゴイタイトルの作品ですが、ヒロインが健気で何度も読み返すくらい好きな作品です。
ヤマトミライさん原作でほいっぷくりーむさんが漫画を描かれており、今現在(2022/05/28)も連載が続いています。
求婚した相手とは違う相手がお嫁に来た!という驚きの展開から始まる今作。
溺愛夫になると思うけど、最初はほんま鬼畜やで!
【間違いで求婚された女は一年後離縁される】内容紹介・あらすじ・ネタバレ感想
あのお方が……セノーデル辺境伯様! こんなに素敵な方の妻になれるなんて…。
「不義の子」と父親に娘としてすら認められず、使用人以上に酷使され満足に食事も与えられなかったシェリル。そんな彼女に届いた一通の手紙。
私を選んでくれた唯一の人。私に愛を注いでくれる人。もうすぐ心温かなセノーデル辺境伯様に会える! そう思っていたのに……。「いったいお前は誰だ!?」
もう少し詳しく★あらすじ
辺境伯からの求婚を受けたシェリル。しかし実際に会った辺境伯からは『あなたは一体誰だ!?』と言われてしまう。
辺境伯が求婚したのはシェリルではなく、妹のリリアの方だった。どうしてそんな事が起こったかというと・・・
リリアは社交の場でシェリルと名乗っていたから。
リリアがシェリルの名を語っていたのは、自分の悪行をなすりつけるためネ。
この辺りよくわからないのだけど・・・シェリルで悪行を行なっていたら、普通はリリアの方に求婚するよね???
でも実際はもう既にリリアは評判が悪いから、シェリルとして大きな社交の場では楽しんでいたということなのかなぁ。。。
ちょっとこの辺りよく解らないなって思うのですよね。
でもグレイグがシェリルに成りすましたリリアに恋したということは、おしとやかな雰囲気で成りすましてたと言うことかしら。
グレイグは、間違いだとわかるとすぐさま辺境伯は1年後に離縁すると言い出す。やっと誰かに愛されると思い希望に満ちていたシェリル。
しかしリリアの言い分(遊び人であるお姉さんの事を思ってシェリルと名乗って自分が淑女らしく振る舞っていた)だけを信じた彼は、シェリルを遊び人の悪女だと思い込んでしまう。
シェリルとは接点を持たないまま時間は過ぎるが、使用人達はシェリルの優しさに触れて彼女を好きになっていく。
ある日、屋敷の中でも流行病が起きてしまい次々に使用人達が倒れていく。
シェリルはそんな彼ら・彼女らに代わり色々な事をこなしながら看病もする。そこへ辺境伯が戻り、シェリルの健気で心優しさに触れ少しずつ態度が変わっていく。
まぁ・・・調子良すぎよね。酷い事を言っていたのにねぇ~
【間違いで求婚された女は一年後離縁される】ネタバレ感想&この作品の魅力
とにかくこの作品は・・・シェリルがいい子すぎて辛い。
健気で優しくて・・・真っ白な綿のような存在なのよシェリルって。反対にリリアは毒女。遊び人でもあり性格も強烈だというのが想像できるから怖い~。
でもそんなリリアの言い分だけを信じたグレイグがね。。。最初はコラ!って思ってしまいました。
本当になんて酷い事を言う男なのだろうかと。
ただ。。。実際に目にしたシェリルが、自分が聞いたシェリルと違った時の落ち込みようがね・・・この場面があって良かった。
そりゃ・・・すんごい勘違いしてたワケだからね。
反省してもらわなきゃ。
百聞は一見にしかず、まさにコレなのだろうなと思いますヨ。
テリー(執事?)もシェリルは優しい人だと言っていたのに、それも信じられなかったくらいのグレイグ。
でもグレイグの変化は嫌いじゃないので、2巻以降がすごく楽しみです。
皆がバタバタと倒れてしまい、ラストはシェリルにまで感染してしまうという展開でしたが、その分グレイグのシェリルへの感情が育ったのかも!?しれないなと。
1巻は、シェリルにとっては辛い展開が続くけれど、救いは使用人たちがとっても温かいこと。
彼女を好きになっていく人が多くて、それが救いでした。
だからこそ、そういうのがグレイグにも伝わっていったのかも。グレイグも実際にシェリルと接したら自分の間違いに気付くのでしょうね。
2巻からは溺愛街道まっしぐら!?かもしれません。
5月31日までは1巻、2巻ともに割引の所が多いようです。
1巻が900Pt➨200Ptというかなりお得な期間なので、気になる人は是非★
まとめ
シェリルが不憫ではあるけれど、二人の関係は1巻終盤から徐々に良くなっていくようです。
強烈なリリアが今後登場するかもしれませんが、蹴散らして欲しいですね。
グレイグも最初は嫌な男だなぁ・・・と正直思いましたが、今後はシェリルを大事にしてくれると思って2巻も読みたいと思います★