タイガーアイ【原作】、環【作画】の【仮初め寵妃のプライド】2巻を読んだので感想を書きたいと思います。
1巻よりも2巻の方がハラハラ展開かもしれません。。。
いつの時代も権力争いは怖いわね・・・
アレクとヴィアは相変わらずいい関係かと思いきや。。。ラストで衝撃が。
今からもう3巻が待ち遠しいです。の前に、1巻の感想が未読の人はそちらも是非読んでいってください(⌒∇⌒)
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1巻のネタバレ感想【仮初め寵妃のプライド 皇宮に咲く花は未来を希う: 1】【単行本版】環・ タイガーアイ/あらすじ・ネタバレ感想
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【仮初め寵妃のプライド 皇宮に咲く花は未来を希う: 2【単行本版】】内容紹介・あらすじ・ネタバレ感想
わずかな逢瀬の時を大切に過ごすアレクとヴィア。一緒にはなれないと分かっていても、お互いを求めずにはいられない二人の元に新たな皇位継承者誕生の報せが入り――…さらには皇帝が崩御したことで、アレクはセゾン卿と直接対決することになり!? 波乱だらけの皇宮で、二人の運命は――…激動の第2巻!!
もう少し詳しく★あらすじ
セルティスを襲うとしたのは皇后に命じられたものだった知ったヴィア。母は憎んではダメだと言っていたけれど、母の幸せ・自分の幸せはどこにあるのかと涙が出てくる。
そこにアレクが現れそっと寄り添ってくれた。彼もまた、ツライ立場でありながらしっかりと役目をはたしてくれたと思うヴィアは・・・
アレクと気持ちを確かめ合うのだった。
しかし、皇后がアレクの正妃を探していると聞かされる。
一方で、現皇帝の側妃であるマイアール妃が男子を出産したという報告が。
第三皇子ということもあり、セゾン卿の動きも気になる中、現皇帝が崩御したと聞かされたヴィア。時が動くと察し、アレクの無事を祈りながら動くのだった。
現皇帝がいなくなり、あとがないセゾン卿は第三皇子こそ継承すべきだとマイアール妃を連れ、皇帝の寝所へ向かおうとしていた。
なぜそうするかは、戴冠するにはこの寝所に重要なカギがありそれをおさえなければいけなかったから。
アレクたちに追い返されたセゾン卿は、その怒りの矛先をヴィアに向けると考えたルイタスたちは急いでヴィラの元へ駆けつけるが・・!?
その後、アレクが即位。
ヴィアは、夢見で皇后が落馬し命を落とすところを見たのだが、それを伝えた。馬に乗るのは控えるようにと進言していたアレクだったが、皇后はそれに反して乗ってしまい命を落としてしまった。
二人でいる時間が残り少ないと感じたヴィア。そしてアレクと幸せなひと時を過ごした後、去っていってしまう。
【仮初め寵妃のプライド 皇宮に咲く花は未来を希う: 2【単行本版】】ネタバレ感想&この作品の魅力
2巻はなんだかハラハラドキドキそしてちょっと切ない。
セゾン卿の思惑だったり、皇后の思惑だったり・・・なんだか側妃やヴィラが振り回されて女性は政治の駒でしかないのだなぁ・・と思ったり。
その中でヴィラはしっかり【自分】をもっているのが魅力。
色々な人を引き付ける魅力がある子なのだと読みながら思いました。
アレクが惹かれるのがわかる。
天真爛漫な感じがするのに頼りになるところがあってすごく賢い。
人として吸引力のある子なんですよね。しかしセゾン卿・・・すごく主要な人物ではあると思うのですが・・・あっけない最期だったなぁって思ってしまいました。
残虐なところとかが読みたいわけではないので、あっさりと描かれていたことはむしろありがたい・・・
それにマイアール妃がそのとばっちりをくわなくて本当に良かったなと思います。
女好きの皇帝のせいで・・・やはり国は荒れてしまいますね。
何より!!!今回皇帝が崩御というのが出てきますが・・・自分勝手にもほどがある!
ほんとにアレクの父親?って思いました(-_-;)
皇后はあの皇帝を制御できなかったのでしょうか・・・側妃に対してあんなに嫉妬心丸出しなら、もっともっと何かできたのではないかと思うのですよね。
でも女の嫉妬って、かなりの確率で男性にではなく女性に矛先が向かうのだそうですね。
それを考えたら皇后の恨みというのもわかる気がしました。
いや・・・ほのとに皇帝だったとしてもクズですよ。。。
その点アレクは・・・反面教師を見て育ってきたからなのかヴィアを一途に想っていてそれが切ない。
ヴィアは後ろ盾がないからとアレクのそばを離れる決心をしているけれど、アレクの方はわかっていても離したくない気持ちも伝わってきて(´;ω;`)ウゥゥ
でも読みながら思ったのは・・・
アレク最高かよ
2巻はよりヴィラに対する愛情が伝わってきて・・・それがさらに切なくて愛しくて。
この作品・・・本当に最高だと思う。
原作を読むとより深く内容がわかるので、普段小説は・・・と言う人もぜひ読んでほしいなぁって思います。
ラストはセルティスもおいて出て行ってしまったヴィラ。。。
アレクとの恋はどうなってしまうのか・・・というろころで3巻へ( ノД`)シクシク…
離れる前に幸せな時間を二人で過ごせたのはよかったのですが、それが余計に切なくなるのよね。
アレクには事前に知らせずに手紙だけおいて出て行ってしまうのですから。
早く3巻読みたいです。
まとめ
皇帝崩御によってハラハラ展開だったのですが、なんとかアレクが即位できてほっとしました。
ヴィラはちゃんと影でアレクを支えているし、側妃となっているけれどアレクもヴィラを想っているからいい方向に向かうといいなぁ。。。
3巻は離れ離れになった二人がどう再会するのか楽しみです。
ヴィラもアレクも幸せになってほしい☆
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